24レビュー
初めまして!管理人のdejioです。
このサイトでは、私が好きな海外ドラマなどのレビュー投稿していきます。
それでは、早速はじめましょう!
レビュー1回目はやはり「24」でしょうか。キーファー・サザーランド主演のサスペンス・アクションドラマです。主人公のジャック・バウアーはアメリカの連邦機関であるCTU(カウンター・テロ・ユニット)に在籍しており、国内で発生するテロを防ぐために日夜、テロリストとの闘いをくりひろげます。
このドラマは、2001年にアメリカで放送が開始されて以来、人気を博してきたドラマでシーズン8で完結。日本国内では、2010年の10月からファイナル・シーズンのレンタルが開始されます。管理人もシーズン8がはやく見たくてしょうがありません。
ドラマの作りは、複数の出来事が同時に進行しながら1話で1時間が経過します。1シーズン24話ですから24時間、シーズンの最初から最後までを見るとちょうどドラマ内で1日が経過するという作りになっており今までにない画期的な試みでした。
ストーリー展開も巧みで、毎回の終了間際に「えええ!?」というような驚愕の展開が起こり、見る人を次の話へと引きつけます。主人公が1エピソード内でずっと寝ている回とかは一切ありませんので心配はご無用です!主人公のジャック・バウアーは不眠不休でテロと戦うのです。
ストーリーの中では、ジャック・バウアーは常にあっちを立てればこっちが立たないというような難しい選択を迫られます。
しかし、ジャックバウアーはそんな時でも一切、決断に迷うことはありません。ここらへんはさすがにテロ対策のプロフェッショナルです。物事にはタイムリミットがありますから迷っている暇は1秒たりともないのです。ベンサム主義者かと言われるくらい「最大多数の最大幸福」の原則に基づき、迅速に決断、実行に移します。
CTUの職務で言うと、より被害が少ない選択肢を常に選ぶというわけです。
これを聞いて、「なぁんだ、そんなの当たり前のことじゃない。」と言う方もおられるかもしれません。しかし、ことはそんなに単純ではないのです。100人の人質が助かるなら、目の前の1人の人間を見殺しにするのも、法を犯すことも、仲間の首を絞めて気絶させるのも厭わないということなのです。
24は「お話」なのですが、その中では常にシビアな現実を見せつけられます。目の前の1人を助けて、なおかつ100人の人質も助けるというような玉虫色の結果には一切ならないのです。
ジャック・バウアーは常に、最大多数の最大幸福の原則に基づいて行動し、結果、テロを防ぎ多くの人々を救います。
しかし、事件解決までの過程でなにがあったかというと・・・。
必要な情報を得るために容疑者を拷問したり、時々殺したり。テロリストの仲間になりシャブ漬けになりながら囮捜査をしたりします。当然、行き過ぎた捜査方法に問題があるとして、内偵が入ったり、告発されたり、裁判にかけられたり、逮捕されたりするといったことはジャック・バウアーにとっては日常茶飯事なわけです。
そして、テロ捜査を続けるために、警察官を殴り倒して拘置所から脱走したり、仲間の捜査官を人質にとってFBIの追跡から逃れたり、罪もない無辜の市民の車を銃で脅して奪ったり、非道なことを躊躇なく実行するのも日常茶飯事と言うわけなのです。
彼の口癖は「君には、本当にすまないと思っている」です。悪いことは言わない。あなたはこの言葉には気をつけたほうがいい。というか、ジャック・バウアーの口からこのセリフが飛び出した時にはもう手遅れになっていることがほとんどです。
この時の彼は少々言葉足らずで不親切です。「多くの人を助ける為に、あなたは犠牲になってくれ。自分の人生をあきらめてくれ、本当にすまないと思っている」と言い換えるのが正しいでしょう。
でもそれもしょうがないよね。だってテロを未然に防ぐ為なんだもん。
この物語の見所の一つは「ここ」にあります。ジャック・バウアーがテロを防ぐためにどれだけムチャなことをするのかにあります。そして、恐ろしいことに、そのムチャ度は回を追う毎にエスカレートしていきます。
そして、物語の最後には「あなたは正しいことをした」と評価を受けるのですが、そこには多くの仲間や家族を失い「本当に俺は正しかったのだろうか」と、自問自答を繰り返す傷心のジャック・バウアーがたたずんでいるのです。
この物語はここであなたに問題を提起してきます。「あなたなら、どうしていましたか?」と、ここもこの物語の見所の一つと言えるでしょう。